※ほしのあき似とのW不倫の記録(目次)はこちら
W離婚に向けて親の説得は予想に反して想像を絶する苦労だった。
親はオレの気持ちを解ってくれようともしたが、結局は「孫(オレの子供)のために」という表向きの理由で何とかオレの離婚を阻止しようとした。
オレは何とか理解して貰おうと何度も実家に足を運んだ。
その度に親からは、
「彼女とはどうやって出会ったのか?」「もう別れたのか?」「慰謝料や養育費はどうするんだ?」「残された家族はどうするんだ?」「オレは今後どうするのか?」
等々を色々と聞かれた。オレは全て正直に真摯に話をした。「彼女と別れた」という事以外は。
だけれども結局親は首を縦には振らなかった。親は孫が可愛いのだろう。そしてそんな孫と縁が切れるのが辛いのだろう。
だから親は、
「子供達は私たちが親権を取る。それか奥さんと一緒に住む」
なんてことも言ったりもした。
孫は可愛いしその子らの面倒を見てあげたいという気持ちは解る。オレはその親の気持ちも少しは汲みたかった。
「離婚ってことは、もう前の家族とは関わらないって事だからね」
「私と一緒になった後に、今の奥さんがちょろちょろ出てくるのは嫌だからね」
「前の家族に優しくしないでね。離婚てのはそうゆう事だからね」
彼女は一度離婚していてその時の旦那とは完全に縁を切っているし、その旦那からその後は連絡も何も貰ってないみたいだ。
また自分の母親からもそのような事を言われているみたいだ。
とにかく彼女側は、オレは嫁との関係を完全に断ち切って離婚してこい って事みたいだ。
一方でオレの両親は、「もうお前は**家の長男ではない」「勘当だ」という言葉を使うなど、離婚の阻止、無理なら嫁・子供の面倒をしっかり見るだけじゃなく今の孫との関係を切らないようにしたい って事みたいだ。
オレは両者に挟まれて完全にメンタルがやられそうになっていた。
親にも彼女にも嫁にも誰にも助けや相談を出来ない状況だった。
狂いそうなとても苦しい期間だった。
とは言っても両親には感謝。敬老の日や父の日母の日以外に突然に両親にプレゼントしてもいいよね!オレも送るかな。
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