※ほしのあき似とのW不倫の記録(目次)はこちら
彼女と
「お互いの離婚協議が落ち着くまで会わない」
と決めてから、あっという間の2週間だった。
その時は待っている彼女の事を想うと、急がずにはいられなかった。
2週間でやったことは下記だ。
1.離婚協議書の叩き台をつくる
2.協議書の内容について夫婦で相談し合意を得る
3.子供に話す
4.親に話す
まずオレが
慰謝料・財産分与・養育費・親権・子供との関わり・・・を、
参考にした本に記載されている過去の判例を元に、
家庭環境や収入の状態から真摯に案をつくった。
妥当な内容だったため、妻も
「結局、女の方が後々大変なのね」 といいつつも、
納得してくれた。
そこまで出来たので、
次は息子達に伝えることになった。
これが一番辛かった。
今でもその時の空気・子供達の表情・声を忘れずにはいられない。
今でも1週間に一度程度は思い出しているのではないか・・・。
ある週末、子供達をリビングのテーブルに座らせてそして言った。
「何となく気づいているかもしれないけど、お父さんとお母さんはもう一緒にいられないから。お前達はお母さんと一緒にこの家に過ごすことになるけどそれでいい? お父さんは一人で別の所に過ごすから」
特にオレの事が好きだったお兄ちゃんは泣いていた。
そしてしっかりしている弟が、「そうするしかないんでしょ」 って言った。
「ごめんね」
そうとしか言えなかった。
本当に聞き分けのいい子供達だ。
他の何のやりとりもなく、あっという間に話し合いは終わった。
本当に元の家族には感謝しかない。
元の嫁は、
「子供達にとってお父さんは貴方しか居ないのだから、死んだりしないでずっと子供に会ってね」
と。 離婚後、父親に会わせない場合も多いと聞くのに。
子供達は、
離婚後8年経つが、未だかつて離婚について何か愚痴や文句を言ったことがない。
子供への話が終わると、
嫁は即座に実家に電話していた。
「大丈夫だよ。大丈夫大丈夫」
親から大丈夫?と聞かれたのであろう。
そんな言葉を聞いてないふりをしながら、私は実家に説明しに行くことにした。
8年経って離れた息子達を時々見ていると、本当に↓のように思う。
いやむしろ離れて良かったのかもしれないと思う。
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