※ほしのあき似とのW不倫の記録(目次)はこちら
オレの心の準備さえする間もなく、
突然、彼女に旦那との話合いの時が訪れて、
そしてあっと言う間に離婚が合意されてた。
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出典 https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQ0eC7ZUKnpT6BUwHjACiZQG-pHqheVPj-BwJgbn4P2KDJVC52zTQ |
彼女はこれから家族に伝えたり離婚届を出したり旦那と別居したりとやる事が沢山あったが、
夫婦の間で離婚に合意するという大きなバトンは彼女から僕に移った。
彼女が離婚協議をしている時から少しづつ考え始めていた。
どんな風に嫁に対して離婚の話しを切りだし、そして進めていくか?
親権や家の所有権や慰謝料や養育費、そしてお互いの離婚した後の生活はどうするのか?
子供に対してどう説明するか?
親族に対してどう説明するか?
離婚後の旧家族に対する対応はどうするか?
しかし殆ど考えがまとまらなかった。
それどころか、
本当に別れるべきなのか?
本当に彼女と一緒になるべきなのか?
本当に彼女なれるのか?
いまだにそんなことを考えていた。
が、時々冷静にもなれた。
オレは浮気しているのだ。
嫁と別れるかどうかではなく、
浮気がバレたら嫁の方がオレとすぐにでも別れたいだろう。
別れる話を進め、その後の生活をどうするかを考えるには、
「オレは浮気をした。別れるしか選択肢はない」
そう思うしかなかった。
そして何よりも、
オレをこれまでずっと信じてついて来てくれた嫁や、
オレを大好きっていつも言ってくれていた子供たちを路頭に迷わせてはいけない。
そう強く思った。
そのためにもお金は特に大事な問題だ。
お金・・・どうなるのだろう? 正直不安だった・・・。
まず浮気したのだ。
ここは人間として嘘をつきたくない。
正直に話し、相応の慰謝料を払っていきたい。
そして子供達には最低限以上の生活をして貰うために、
相応の養育費と、今住んでいる家にずっと住んでもらいたい。
オレにはまだかなり残っている住宅ローンがある。
また直前に彼女と会うために買った自動車のローンや、
直前に組んだ家のリフォームローンがある。
そして子供は小学生高学年。
大学進学まで考えると、今後10年に渡りお金がどんどん必要になってくる。
そして嫁はレジ打ちのパート収入しかない。
嫁の実家は遥か遠くに住んでいるし、
嫁の両親も離婚していて頼れるような状態ではない。
一方で、彼女の方にも子供が二人。
こちらも住宅ローンがあったり、これから私立の医学系に入学する子供も居て、とてもお金が必要な状態だった。
彼女側の離婚の条件は、
・ゆりが子供を引き取る
・住宅+住宅ローンはゆりが引き受ける
・旦那からの養育費などはゼロ
浮気がバレて慰謝料を請求されたくないし、とっとと離婚したい。
だから何も要らないという前提だ。
自分の家族のお金
・慰謝料
・養育費
・住む場所の手当
彼女との生活のお金
・生活費+私立大学の学費
自分にかかる最低のお金
・住宅、リフォーム、自動車ローン
・アパートで独り暮らし費用
(すぐに彼女と一緒にはなれない。あちらも離婚したばかりになるわけだし)
そこそこの蓄えがあったが、
これはかなり厳しくなる。
離婚して家族や多くの人に迷惑を掛けるだけじゃなく、
自分自身の生活も大丈夫だろうか?
「一緒になろうね」
年下イケメン社長から彼女を奪うためのリップサービス的に約束し、
そして始まったゆりとのW離婚。
「ひろくん(オレの仮名)は、無理して離婚しなくていいからね。
私はずっとセフレでいいから」
本心かどうかわからないが彼女は時々口にする。
この言葉が余計にオレを焦らせた。
↓彼女との離婚の時に買った本の、新刊。
離婚の進め方・お金についてなど、本当に役にたつ。
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